柔道整復師国家試験の概要
柔道整復の専門知識・技能を評価する国家試験です。合格すると、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などへの施術を行う専門職として、医療・介護・スポーツ分野で活躍できます。
実施概要
- 試験時期:年1回(3月上旬)
- 受験資格: 「文部科学大臣が指定した学校 又は 都道府県知事が指定した養成施設(専門学校等)」で 3年以上、必要な知識・技能を修得した者(卒業見込み含む)
試験科目(全11科目)
- 基礎医学:解剖学/生理学/運動学/病理学概論/衛生学・公衆衛生学
- 臨床医学:一般臨床医学/外科学概論/整形外科学/リハビリテーション医学
- 専門・法規:柔道整復理論/関係法規
出題形式・問題数
- 方式:筆記(マークシート)
- 構成:
- 一般問題:200問
- 必修問題:50問
- 合計:250問(※厚生労働省)
合格基準(両方満たす)
- 一般問題:200問・120点以上
- 必修問題:50問・40点以上
試験地(全国9都市)
北海道/宮城県/東京都/愛知県/大阪府/広島県/香川県/福岡県/沖縄県
(※公益財団法人 柔道整復研修試験財団)
受験料
23,900円(※公益財団法人 柔道整復研修試験財団)
合格発表
3月下旬(厚生労働省ウェブサイト等で公表、合格証交付)
対策のポイント(要約)
- 必修8割を最優先:頻出・基礎の取りこぼしゼロ化
- 過去問×反復:形式に慣れ、弱点領域を即時補強
- 計画学習:直前だけでなく、週次・月次の復習サイクルで長期記憶化
※ 実施要項(試験日・会場・受験料等)は毎年の公示で必ず最終確認してください。