柔道整復師になるためには、文部科学省か厚生労働省の指定する柔道整復師養成施設に入学し、3年以上、解剖学や生理学、運動学、病理学、一般臨床医学、外科学、リハビリテーション医学、衛生学・公衆衛生、関係法規、柔道整復理論、柔道整復実技などを学びます。必要な単位を取得すると、柔道整復師国家試験受験資格が認められ、国家試験に合格して初めて柔道整復師の免許を申請することができます。
現在100校以上ある柔道整復師養成施設の大半は専門学校です。専門学校では、昼の部のほかに夜の部を設けているところが多く、夜間部では、仕事をしながら卒業を目指す幅広い年齢層の学生が学んでいます。
名前から受ける印象とは裏腹に、現在、柔道整復師になるために柔道経験は必須ではありません。最近では柔道整復師を目指す女性も増えており、業界はますます活気づいています。
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